今年はCG中心に授業を行った1年でした。
今年は「CG基礎」なる授業を担当しました。当初授業をblenderで行う予定でしたが、レンダリングが難しいやら、右クリックの使い方の問題やらで頓挫して結局前任校で使っていたsketchupを使うことにしました。blenderの方が、レンダリングが綺麗で付属のレンダラーで操作できるので良いのですが、こちらが操作を最後まで覚えきれずに指導できない状況になったしまいました。御覧の「コーヒーカップ」ようにblenderは写真のような出来栄えになります。ここまで到達できず残念でした。
sketchupの場合、操作は非常に簡単で初心者向きですが、付属のレンダラーがないことや、出来ばえにリアリティがない点が少し残念です。(そういうソフトですが)
また、レンダリングはフリーのものがあるのですが、非常に古いKerkythea(Kerkythea - Home)ぐらいしか無く、パソコンに後付けするだけで労力がかかります。
この点を見直し、今後は教員と学生の無償ソフトMayaで授業を行ってみたいと思っています。(学生と教員向けの無償ソフト | Maya | オートデスク)
スカルプティングソフトは、Sculptris(Pixologic :: Sculptris :: OakCorp WEB)を使用しましたが、こちらは操作が生徒に難しかったようですが、手の造形から入り今度の3学期は彫刻の造形まで行いたいと思っています。このソフトはなかなか面白い画像が出来上がるので教える方は良かったと思っています。手の造形では実物そっくりの手を制作していた生徒もいました。
どのソフトを使うにせよ、この分野を専攻して大学や専門学校で勉強を続ける生徒も増えていて、こちらも勉強が必要です。(自分でピッコロ大魔王を作ってみました)