高校教師博士を目指す

プログラミング教育の研究にしている高校教師です....。

ITパスポートを教えてみて

ITパスポートを昨年、週4時間教えていました。一年がかりで受験させ、合格率40%ぐらいでした。

情報処理科の生徒には、良い目標となったようです。各学期の考査の範囲150ページ分ぐらいであったのですが、よく勉強していました。

こちらで用意したパワポの枚数も700枚以上になりました。

多くの学校では、基本情報処理試験を目標としているようですが、基本情報処理試験の場合、午後の言語の問題や計算問題でつまづく生徒が多くいるようです。

ITパスポートは基本情報処理試験よりも難易度は低い試験ですが、生徒にはまだ取り掛かりやすい試験のように思いました。

最新の情報処理に関することも出題されているので、基本情報処理試験よりも高校生には適切のように思えます。

また、CBTなのでいつでも受けられることもよかったと思います。一度受験して不合格でも再度すぐ受験が可能でした。

IPAで用意しているCBT疑似体験ソフトもあり、本番の環境を事前に体験できるのも利点です。

【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトウェア

この疑似体験ソフトは本番の試験と全く同じ問題は出題されませんが、類似問題を含んでいます。60点を取ることを目標に12月ぐらいから取り組みました。

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ITパスポートまで取得できれば、SG試験につなげることができます。

今はセキュリティ分野も学ばななければならない時代になりました。

ITパスポート→SG→応用情報処理という流れで指導するのがいいのかと思います。

SGについてはまた後日記載したいと思います。

ちなみにこの合格証は自分がITパスポートを受験して取得した合格証です。700点ぐらいでした。ただ、分野によっては生徒の方が点数が高かったりしました。勉強せず受験したので仕方ないかなぁ~